新たなデジタル・ソリューションの潮流がもたらす顧客とベンダーのパートナーシップに新たなアプローチ

問題は、経営幹部や事業部門のマネジャーが、これらすべての新しいデジタル・システムを効果的に計画し、圧縮された時間枠の中で展開することを要求していることだ。ITチームがすでに現在のタスクで手一杯の状態では、それは難しい。また、社内のITスキルセットが新しい製品やサービスの要求に合致していない場合は、さらに難しい。 この事実は、こうした新しい製品やサービスを提供するプロバイダーも気づいていないわけではなく、その多くは、ITチームが経営陣の要求に応じて新しいテクノロジーを迅速に立ち上げ、稼働させるためのリソースとなることを提案している。彼らや他のプロフェッショナル・サービス企業、ベンダーの様々なパートナー組織が提供するユーティリティは、購入プロセスにおける重要な考慮事項となっている。CIO懇談会の参加者の多くは、このような外部リソースをまず確保することなしに、新しいテクノロジーの導入プロセスやパイロット・プロジェクトを開始することはないと言う。また、最初は社内チームで始めたものの、プロジェクトが進むにつれて社外のリソースを加えることになったという例も多い。 このような外部リソースの活用は、もちろん目新しいことではないが、現在ではより一貫して行われている。今日のプロジェクトは難易度が高いが、それは単に、組織の運営や業績に与える影響がはるかに大きく、ビジネスが何年にもわたってそれに依存するか...


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